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渡辺家の散骨レポート

渡辺家の散骨レポート

墓「渡辺家の散骨レポート」をご覧いただきありがとうございます。

散骨をご検討中の方は「散骨ってどうなのかしら」とご不安はあると思います。また自然葬をする人が増えているとは言っても身近に散骨の話を聞くことがあまりないですよね。そこで店長である私が散骨することになった経緯をお金や親戚などのエピソードを添えて読みやすく書いてみました!
ご検討にあたって私たち家族の話がご参考になれば幸いです。

1.散骨を選んだ家庭事情

渡辺家が終わる…

渡辺家のお墓のある市営霊園は実家から車で30分ほどのところにありました。
そのお墓には

親父(私の父親)・・・バブル絶頂期56歳で他界。過労死or飲み過ぎ
お爺ちゃん(父親の父)・・・浅草橋の商売人。やり手のお爺ちゃんでした。
お婆ちゃん(父親の母)・・・92歳でピンピンコロリ。すごく羨ましいです。

の3人が眠っております。

お爺ちゃんは戦前から軍手やタオルの繊維卸業を営んでいましたが、
商売の大変さを分かっていた父親(長男)は安定したサラリーマンを選んで
一家を守ってきました。仕事を頑張りすぎたせいで2人とも若くして
この世を去っていきます。

そんな渡辺家でお墓が問題になったのは最後にお婆ちゃんが
亡くなった数年後、母親と雑談をしていた時のことです。

「前回のお彼岸にお墓参りへ行かなかったわね」

私「お袋が体調を崩していたからなあ」

 「あのね、私も足腰痛くて墓参りが大変だからお墓を閉じたいのよ」

私「将来を考えたら墓じまいは良いかもね」

「ほら、あんた独身だし渡辺家を継ぐ人いないしね」
 「お墓の手続きと散骨をあんたがやるなら安心だわ」

読んでご想像のとおり80歳高齢の母はお墓参りも大変、
私も出戻りの独身なのでお墓の維持が出来なくなったのです。

「墓参り行けない、跡継ぎいない、お墓いらない…」状態に陥った渡辺家。母親に今まで苦労を掛けたので今こそ親孝行と思い「よし、散骨しよう」と決意をしたのです。

お値段にびっくり

お墓

「お墓にお金を使い過ぎたわ…」

私「本当?どのくらい?」

取り出した昔の請求書は3枚。

160万円・・・お爺ちゃんが亡くなってお墓購入
110万円・・・「本家の墓は高級感ある石材にしよう」
        父の葬式後に親戚から…
30万円・・・「雑草対策が必要」とまた親戚から。
       墓地区画内をモルタル造成。

「あらやだ・・・」

私「全部で300万円?高級なお墓じゃない!」
墓じまいをするので今更ですが高額300万円全額払ったのは
全て私たち本家なのでした…

豚ちゃんがいる石材店

数日後、墓じまいの手続きの為に40年近くお世話になった石材店に来ました。この霊園周辺では昔から多くの石材店が営業をしています。
早速、女性スタッフに案内されて入店すると様々な石材サンプルや動物の置物が展示されていました。

私がピカピカな豚ちゃんの置物を眺めていると
女性スタッフから「石材は250種類以上あるのですよ~」
と説明してもらいます。

250種類という多さに驚き調べると有名な御影石以外にも天山石、庵治石、
そして有名産地は福島県、茨城県、香川県。海外からは中国、インドからの
輸入が多いことを知ります。

間もなく石材店の社長さんと挨拶を交わして丁寧に説明を受けました。
基本的には墓石の撤去工事は石材店が行います。

今回、私の手続きは

1)石材店でお墓撤去を予約 ←今ココ
2)石材店が墓地管理事務所に撤去の連絡
3)墓地管理事務所で改葬手続き後、撤去開始

説明が一通り終わると見積書に目を通します。

<見積書の内訳>
お墓撤去費用30万円
当日遺骨取出し費用3万円

おー、全部で33万円ですか!
なるほど、結構いいお値段です。
値切りたい‼けど無理ですよね…
そして撤去工事の当日に現金でお支払という事で石材店を後にしました。

私とおじさんの初体験

「墓じまいの日が確定しました」と石材店から連絡がありその日に私は一人で
向かいました。

「今日が最後なんだな」と寂しさを感じながら石材店に挨拶して霊園内の管理事務所で手続きを行います。

今回、私は散骨予定ですから「受入証明書」は不要であり一時自宅保管という形で手続きを行います。

<ちょっと解説>
お墓を処分して遺骨を別のお墓に移動することを「改葬」といいます。改装(お墓の引越し)は改葬許可書と合わせて遺骨の引越先であるお寺や霊園から発行される「受入証明書」がないとお墓から遺骨を取り出すことはできません。

手続きを終え管理事務所を出てお墓まで歩くこと5分、
渡辺家のお墓の前で作業に取り掛かっているおじさんを発見。

私「渡辺です、今日はよろしくお願いします」

おじさん「まだ経験浅いけど、よろしくね」

大手メーカーを定年退職してこの仕事に就いてまだ3か月目という新米のおじさんは今回初めて墓じまいの作業を1人でするとの事。

おじさんには作業の撮影許可は頂きましたがプライバシーの観点から
輝く頭部と顔はなるべく映らないように配慮しました。

墓じまいが始まる

まずは破損防止用に毛布を横に敷いてから、バールでゆっくりと石のフタを開けていきます。
ここから一気に写真でご覧ください。

おじさん「違うお墓に引越しをするの?」

私   「東京湾で散骨予定ですよ。母もお墓参りが大変なので」

おじさん「俺も散骨を考えているんだ。」
    「死んだら自分をこの世に残さないつもり」

私も散骨希望なのでその気持ちがとても分かります。

墓じまいする時は一般的に閉眼供養をしますが私たちは依頼をしていないので
そのまま遺骨を引取って墓じまいが無事に終わりました。
長い間借りていたお墓の区画はこれで霊園側に返却となります。

<ちょっと解説>
お墓の区画は「永代使用料」を払い霊園やお寺が所有する土地を借りています。なので「お墓を購入した」は「土地も購入した」ことにはなりません。

そこに石材店の社長さんが絶妙なタイミングで登場。
私は「結構いいお値段…」をもちろん笑顔でお支払いしました。
これでようやく親父たちも暗く狭いお墓から解放されて大海原に還れるのです。

散骨は東京湾

スタッフT君の心配

平安堂でお世話になっている船舶会社に今回は渡辺家の散骨という事で
予約をしています。粉骨した遺骨は散骨用の水に溶ける袋に収めて準備万全。

<ちょっとだけ解説>
遺骨をそのまま散骨すると事件性に発展する場合があるので2㎜以下に粉骨して散骨を行います。
粉骨の方法の詳しく解説したページもご参照ください。

船舶会社に到着するといつもボートスタッフT君に案内されて
チャーターした船に乗り込み東京湾に向かいます。
この日の天気は曇り時々雨の予想。

「風は弱いけど雨が降りそうですね」と心配してくれるT君は
散骨に何度も立ち合っているので一番厄介なのが「雨と風」だと知っています。

厄介な理由は粉骨の入った水溶性袋は雨でも溶けるので非常に気を使います。また風が強い時は波が立つことも多くボートが揺れて海へ落ちそうになるので命がけ。

散骨する日は天気の良い日を選んでいますが今回は予想が外れました。
さてボートは東京ディズニーランドと葛西臨海公園を通過して順調に南下していきます。

海上は標識も目印もないのですが船に装備されたGPSで現在の位置が分かるので迷うことはありません。心配していた雨も降ることもなく陸地より数キロ離れた散骨ポイントに到着しました。

いつものように散骨を始めるのですが今回は私の家族の散骨なので特別な思いで粉骨を取り出し手を合わせ一礼します。

親孝行できた!

写真はお婆ちゃんの粉骨を収めた袋ですが身体も小さく高齢のため骨量が少ないのでその軽さに切ない気持ちになります。

私の手からお婆ちゃん、お爺ちゃん、親父と一体ずつ海に放たれていきます。

海が遺灰で薄っすら白くなる様を見つめながら
「この海で安らかに眠ってくださいね、また逢いにくるよ」と言葉を掛けました。

献花して最後に一礼をした後、無事に散骨が終わった事を船の上から母親に電話で伝えます。

「あんたに見送られてみんな喜んでいるよ。気を付けて帰っておいで」

待機していたT君に散骨が終わった事を告げると彼も海に手を合わせました。
そして私とT君は親父たちに別れを告げて港に戻るのでした。

写真のようにお墓はすっかりと無くなりました。もう墓参りをすることは無くなりましたが少し残した家族の遺骨は小ぶりな骨壺(2.3寸)にいれて自宅のお仏壇で毎日手を合わせています。

散骨をしたら「遺骨を取り戻す事が出来ない」と心配する方も手元供養を行えばお墓よりも故人を身近に感じることが出来きます。
母親も手元供養にしてからはお墓参りの必要がないので「すごく楽になったわ」を喜んでいるので親孝行も大成功でした。

もしお墓から遺骨を持ち帰って自宅で保管をしても必ず遺骨を手放す時は来たでしょう。ですからこの時に散骨の決断をして本当に良かったです

もし遺骨でお悩みの方は宗教上やお墓にこだわりがなければ私のようにば散骨、樹木葬のどちらでも解決できると思います。

朝日新聞のアンケートによると自然葬を希望する人が40%近くまで増えているそうです。子供にお墓で迷惑を掛けたくない思いや費用の高さを思えば当然なのかもしれませんね。長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました!

これからもご依頼者に代わり心を込めて故人様をお見送りしたいと思います。

平安堂店長 渡辺

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ご挨拶

当ホームページをご覧いただきありがとうございます。少しでも費用を抑えて安心できる散骨代行サービスを多くの方にご提供することが当社の使命と感じております。他人に散骨を託すという事にご不安があるとは存じますが、どうか安心して弊社にお任せください。

平安堂店長  渡邉陽一郎

民間宅配業者では遺骨を送る事ができないので郵便局の「ゆうパック」を利用します。遺骨を郵送なんて故人に「申し訳ないわ」、「気が進まない」と思われるかもしれません。ですが女性や高齢者が重い骨壺を運ぶことは大変です。また運んでくれる人や手段がない場合もあります。全国のお寺さんに納骨をする為『ゆうパック』で各地から届いております。ゆうパックはお寺さんもお認める方法で追跡サービスもあるので安心してご利用できます。

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海洋散骨は環境に優しい♪

遺灰の主成分は自然界に存在する”リン酸カルシウム”なので海や土壌に撒いても環境汚染はなく完全に自然に還ります。石材を大地から切り出したりトラックや船で輸送など環境に負担があるお墓よりも海洋散骨はエコで環境にやさしい葬送であることがわかります。

海洋散骨は四十九日後がいいの?

火葬後、法要の節目の四十九日でなくても散骨はいつでも行うことができます。仏壇に遺骨を長く保管されている人も含めて法律的にも宗教的にも期限は無く、いつでも散骨をして大丈夫。四十九日は法要の一つの節目で忌明けの日に遺族が集まる事からお墓に納骨する日とされているだけのことです。 よって故人への気持ちの整理がつけば海洋散骨を検討されても良いかもしれません。

お墓が高い本当の理由!?

お墓を建てるには墓石代金+工事費用で平均200万円近くかかると言われています。 墓石は日本産以外に中国、インドから多く輸入されているのですが日本で流通している石材の約80%が原価の安い輸入石材といった現実もあります。にもかかわらず、私たちは墓石の適正価格を知らないので提示された高い金額を受け入れるしかありません。
また工事費用が高いのは基礎工事の必要性や重機を使用する理由もありますが施工期間が短いのでそもそも費用が高く設定されています。 基本的に民営霊園や寺院墓地の指定業者が工事を行うので私たちは業者を選ぶ自由がありません。お墓だけに値切るという事も気が引けてしまいますし悲しいかな、これらの理由でお墓を高く買わざる得ないなのですね。 余談ですが仏教発祥のインドには仏壇は存在せず日本だけが仏壇を持つらしいです。 価値観も多様化している今、仏壇やお墓にこだわらない散骨という選択もあります。

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